着想に関するヒント
YouTubeを観ていて、着想を得る方法に関するヒントがあったので、記す。
* 誰かのストーリーに対して、自分なりの考えを示すこと
ガンダム監督・富野が吠える〜ロリコンの罪・天才の罪 - YouTube
岡田斗司夫氏の講演で、富野監督の言っていたことに触れたもの。11:42 あたり。
- ストーリーを書くというのは稀有な才能であり、8~10歳くらいの時に養われるのではないか。
- 誰かの話を聞いた時、「こうすれば良いのに」とか「自分だったらこうする」と言ったように、周りに対する疑問とそれに対する再提案の習慣がないといけない。
* 制約を作ること
尊敬する宮本茂さんが最初に生み出した超メジャー級の作品とは?【DONKEY KONG|ドンキーコング】 - YouTube
岡本吉起氏のYouTubeチャネルで宮本茂氏のドンキーコング制作秘話について話した内容。
- ドンキーコングは、ゲームタイトルの企画から基盤を設計したものではない。
- ドンキーコングはアメリカで大量に在庫を抱えていたアーケードゲーム基盤を捌くために開発された。
- 当時、ゲームタイトルごとに基盤を設計するのが主流であった中で、出来合いの基盤でヒット作を生み出すというのは稀有であった。
- 与えられたハードウェアスペックの中で面白いゲームを生み出すというのは、その後の家庭用ゲームソフトのヒットを連発した宮本氏の根本にある考え方ではないか。
* まとめ
何かインプットとなる要素があり、それに対する自分なりの切り口があって初めて着想に繋がる。それは、元になる誰かの発想であったり、発想を行うための制約条件だったりする。