気付けば一年が経った。リモートワークでわかった発信力の重要性

気付けば一年が経った。
ブログの更新は年に1度くらいのペースとなった。
一年前は、まだコロナウイルスが猛威を振るう前だった。
前回のエントリでピックアップやブリッジを交換したベースは、ビッグバンドの練習の時に、メンバーに貸し出したままとなってしまった。
また、ウイルスが沈静化したら、手元に戻ってくるであろう。

リモートワークでわかった発信力の重要性

リモートワークにより痛感することは、個人としての力量の必要性。これは、フリーランスや芸能人、インフルエンサーに限らない。そこら辺の会社員一人一人にも本来は求められていた。にも関わらず、我々はほとんどそれを意識できていなかったのではないか。正直、自分自身もそうだった。

特に、日本の企業に勤めていると、意識から遠ざかってしまうケースが多い。一律的な教育、差のつきにくい評価制度。更には、得たものを外部に発信するチャンスも少ない。あまり自分自身の強みや弱みを客観的に評価し、それに対してフィードバック制御をかける機会が少なかった。

リモートワークは、個人の感性、分析力、発信力、課題解決力が露骨に出るようになってしまった。感性が研ぎ澄まされていないと、そもそもの問題をキャッチできない。分析力がないと課題は明確にならない。発信しないと、フォロワーが生まれない。課題解決力がないと、目標は達成できない。どれもできない人は、落ちこぼれていき、電子の海の中で虚しい顔写真のアイコンだけが残る。

では、どのように生き残っていくか。これはもう、ひたすらトレーニングを積むしかない。日本人は、課題解決力は高い傾向にあるのではないか。しかし、フローの中でボトルネックは、発信力にあるように思える。周りで燻っている感性や分析をキャッチして発信するのが上手い人は、それだけで重宝されるだろう。