脱・教えてちゃんの壁
コーチングの話。 - yutakusto.hatenablog.com
入社 3 年目社員の状況が、7 月のエントリの状況と全く変わっていない。変わってきたのは周囲(自分も含めて)の評価が「うーん、やる気はあるんだけど、いまいちアウトプットに結びついてないねー」という雰囲気になってきたところか。難しい。
そもそも、「分からないところを聞く」という状態を続けるだけでは人は進歩しないのではないかという気がしてきた。ステージとしては、3 つくらいに分かれているのではないか。
- 分からないところを聞いて覚える
- 単純に知識が身につく
- たくさんの知識やそのプロセスの中で、ロジックの組み立て方がある程度身につく
- 分からないところが出た時に、自分なりに仮説を立てる
- 自分なりにロジックを組み立てる事を積み重ねるにつれて、答えを想定できるようになる
- 答え合わせをする事で、検証の仕方がある程度身につく
- 立てた仮説に対して自分で検証を行う
- 自分なりの検証を重ねる事で、それが正解であるという確認が自力でできるようになる
- 答えを持っている人がなくても、論理的整合性を以って「正しい」と判断できる
1 で止まっていると、周りからみると「いつまでたっても教えてちゃん」に見えてイメージが悪くなる。2 に突入するところに結構壁があって、乗り越えられる人とそうでない人がいるのかも。