今更ながら、アベノミクスについて勉強。
今更ながら、アベノミクスについて勉強。
とっかかり(第一の矢)として、インフレ数値目標を定め、市場に流れるお金を増やす。結果としてみると円安になる。
日本は輸出で成り立っている企業(自動車とか)が多いので、大企業(国際的に競争力を持つ企業)を中心として業績が上がる。結果として日経平均株価が上がるなど見かけとして経済が良くなる。
海外を含めた投資家は、日本市場へ積極的に投資するようになる。結果として市場に流れるお金が増える。
投資を受けた企業は、そのお金を使って成長をはかる。設備投資や新規雇用、事業拡大だったりする。
成長を図ろうとする企業に対して、政府が更に援助をする。特区の新設や法整備などなど。
企業が持続的な成長のための基盤を作ることで、正のスパイラルで景気回復。
あまり理解できていないので、ここに書いてあることは間違いが多いかもしれない。
確かなことはインフレの意図的な発生こそがトリガであること。
まずは雇用を増やしたり、お金を庶民に配ったりといった事をしているわけではない。
アベノミクスによって庶民は(結果として)回復した景気の恩恵を受けられる可能性があるだけで、それらは副産物とも解釈できる。
それどころか、短期的にみればインフレに舵を切るので当然国民の負担がかかる。
「アベノミクスで生活が楽になった実感はない」というのは現段階ではとても当たり前のこと。
ただし、短期的目線で結果が出ていないと、長期的な取り組みに対する賛同は得られにくいので、「経済が上向き、回復している体」というのは大事。「しんどいけどそのうち良くなるからもうちょい辛抱してね」とはやはり言えない。もう、耐えきれない人も結構いるので。
どんな理由があってもウソはいかん、とかもっと国民の救済を最優先として政府は頑張るべき、という人は自民党に対して反対すべき。一方で、もうちょい現状を凌ぐ余力があり、オトナの建前みたいなのはしょうがないよねって人は自民党に投票しつつ、資産運用の一つにでも乗ってみればよいかと。
参考
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/seichosenryaku/sanbonnoya.html